四季彩館ブログ

振袖って何?

2013年12月24日 » 和の事始 着物

Q振袖って何?
Aどこの国にもその土地に育まれた民族衣装と言う物があります。日本人であるなら民族衣装というのは着物のことです。
 長い年月の間に着物も色々な変遷を過ぎて今の形になりました。そして女性が生まれてから各年代に合わせて、また未婚の頃を過ぎ既婚者となることによっても着物の形が変わって参ります。
 三歳の頃の祝い着、七歳の頃の祝い着、そして十三参りの時の着物を経て十代が終わり二十歳になり、いよいよ大人の仲間入りをする成人式を迎えることになるのですが、この時に振袖で女性は成人式に臨むのが慣わしとされています。
 節目節目に折々の着物を着ますが、振袖はお嬢さんの時代を表す未婚の方の正装であります。つまり民族衣装としての着物の位置付けでは未婚女性の第一礼装に当たります。
「日本女性の未婚の方が着る第一の衣裳で正装である」ということになります。

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2013年12月16日 » ブログ,和の事始 着物

Q.留袖の染家紋を一般的な桐紋に変えることは可能でしょうか?

A留袖の紋は、お仕立て前は紋を入れることが分かっているので、あらかじめ紋部分に石持(こくもち)という白丸が入った状態できもの屋さんに並んでいます。その後、お客さんの家紋を染め抜き紋で入れるという流れとなります。

「染め抜き紋」を入れ直す場合紋部分の箇所にさらに加工するということになります。問題は着物の生地の耐久性です。(生地の元々の品質<厚みなど>や経年)
要するに「紋加工することに着物生地が耐えられるか?」ということです。
ですので、その判断は紋加工をされる着物屋さんもしくは悉皆屋さん(紋加工をお願いする業者さん)の現物(お着物)を見てからの判断になります。

また、一時的な紋変更の場合には、簡易的ではありますが「はりつけ紋(貼り紋・張付紋)」というシール状の紋を貼りつけるという方法があります。(アップリケのようなイメージです。)

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Q袋帯と名古屋帯はどのような着物にあわせたらよいのでしょうか

2013年12月09日 » 和の事始 着物

袋帯と名古屋帯はどのような着物にあわせたらよいのでしょうか


袋帯は二重太鼓や振袖の変り結びができ、礼装やパーティなど華やかなシーンの着物に合わせるものが多いです。
金糸や金箔などを使っている帯はフォーマル向き、染めやざっくりした織りのものは紬や小紋などの普段の着物にも合わせることができます。
名古屋帯は一重太鼓や角だし太鼓に結べて、柄によってはふだん着から附下げなどのフォーマル着物に合わせることができるものもあります。

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Q きものの柄と季節について。 着物の柄に花があれば、その季節に着なければいけないのですか?

2013年12月02日 » 和の事始 着物

Q きものの柄と季節について。 着物の柄に花があれば、その季節に着なければいけないのですか?
A.季節と柄を合わせることは割合とありましたが、近年は自由に着ることが多いです。一例ですが、良く用いられる菊や桜の柄も1年を通して着られます。

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Q 卒業式の衣装、教員ですが袴でOK?

2013年11月25日 » 和の事始 着物

Q 卒業式の衣装、教員ですが袴でOK?
A.問題ありません。学校時代の恩師(熟年女性)が毎年、式服として袴を身につけておられました。年齢に関係なく袴は通用いたします。堂々と身につけてください。羽織を重ねられると、よりフォーマルな衣装になります。

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